2025年日本秋祭in香港 > 検索 > 『神々の深き欲望』(「激情の果実-日本ヌーヴェルヴァーグ傑作選」)
    『神々の深き欲望』(「激情の果実-日本ヌーヴェルヴァーグ傑作選」)

    イベント番号: 250089

    カテゴリ: 映画

    • 実施主体名:
      主催:在香港日本国総領事館、国際交流基金、映画文化センター(香港)
    • 日付:29-11-2025 / 6-12-2025
    • 時間:18:35
    • 場所: 九龍 (K11 Art House)
    『神々の深き欲望』(4Kデジタル修復版)

    1968 | 監督:今村昌平  | カラー  | 175’| 日本語音声、英語と中国語字幕付き


    巨匠・今村昌平監督が1968年に発表した日活時代の集大成的作品。
    神への畏怖と信仰が根付く南海の孤島・クラゲ島に大暴風と津波が直撃。嵐が去ると、神への供物を捧げる田んぼに真っ赤な巨石が屹立していた。神の怒りに触れたと恐れる島民たちは、兵隊帰りの太根吉(三國連太郎)と妹のウマ(松井康子)との怪しい関係が要因だと考え、穴を掘って巨石を始末するよう根吉に命じる。それから20年間、穴を掘り続けた根吉だったが…。


    開催日時
    (1) 29/11/2025(土) 18:30
    (2) 6/12/2025(土) 18:30


    激情の果実-日本ヌーヴェルヴァーグ傑作選
    「日本ヌーヴェルヴァーグ」の出現は、1960年代の日本映画産業の変革を象徴するものであった。大手映画会社の減産、インディーズ映画の台頭、そして芸術的により過激な作品が自主制作・配給によって世に出るようになり、テーマから形式に足るまで日本映画は解放されより豊かで多様な表現が現れた。中平康監督の『狂った果実』(1956年)や増村保造監督の『くちづけ』(1957年)は、すでに変革の兆しを予感させる作品であったが、真に映画界に衝撃を与え、新世代の波を巻き起こしたのは、1960年に公開された『青春残酷物語』である。先行きが不透明で善悪の価値観が混迷する現代において、映画がいかに知性と勇気をもって逆境に立ち向かい混沌の中から新たな地平を切り拓いてきたかを今こそ改めて振り返るべき時なのかもしれない。

    キュレーター 馮慶強

    チケット価格
    スタンダード: HK$120, MCL MAX メンバー: HK$110, 子供 / 学生 / シニア: HK$100

    チケット購入
    https://www.mclcinema.com/Festival.aspx?visLang=2&id=1118

    お問合せ
    在香港日本国総領事館 広報文化部
    電話:2522 1184
    E-mail: infojp@hn.mofa.go.jp