【「愛と死の玉手箱:大林宣彦映画祭」に関するお知らせ】
「疾病の予防と抑制(規定と指示)(業務と場所)」第599F章により12月23日まで映画館が閉鎖されるのを受け、2020年12月12日から20日までの間に予定していた上映会はすべて中止となります(改めて上映する場合、別途お知らせします)。 |
野ゆき山ゆき海べゆき
上映時間:2020年12月20日(日)2:30pm*
*アフタートーク付き(広東語)
日本 | 1986 | 135 mins | 日本語音声、英文字幕 | 16mm | カラー
第一尋常小学校に通う須藤総太郎は、第二尋常小学校から転校して来た大杉栄の姉、お昌ちゃんに淡い恋心を抱くようになった。だが、彼女には筏乗りの早見勇太という恋人がいた。栄は乱暴な性格が原因で第二小学校を追い出されたのだが、早速クラスのガキ大将、ポンチャンとの権力争いを始める。争いはエスカレートして遂には第一小学校側と、第二小学校側の大喧嘩となる。お昌ちゃんから相談された総太郎は、一定のルールに従い武器を使用禁止の戦争ごっこを提案した。
夏休みに入り、戦争ごっこが始まった。その頃、子供たちの世界だけでなく、大人たちの世界にも戦いの波がおしよせてきていた。戦争ごっこの一日め、総太郎のドロナワ作戦が功を奏する。その夜、日本軍の大勝利に町の人々が騒ぐなか、泥酔した総太郎たちの担任、川北先生はお昌ちゃんと一緒にいた平和主義者の勇太に、嫉妬にかられて絡み非国民と罵った。翌日、子供たちは捕虜の交換を行なうが、飛んできた石がきっかけに石の投げ合いとなり皆傷ついてしまう。栄と総太郎は一対一の勝負で、タライ舟から先に川に落ちた方が負けという決闘をした。お昌ちゃんが審判だったが、勇太の姿を見て役目を放棄してしまう。それを見た総太郎は「もうやめた」と岸に向かうが、栄はやりばのない怒りをぶつけ総太郎の腕を折ってしまう。翌日、謝りに来たお昌ちゃんは、総太郎に栄は妾の子のため兵学校に行けず、また異母姉弟の自分に恋してしまったから乱暴になったのだと話した。ある日、総太郎と栄は栄の母、里が夫の繁太郎の借金のためにお昌ちゃんを四国の遊郭に身売りしようとしていることを知った。また勇太にも赤紙が来る。彼はお昌ちゃんと駆け落ちすることを決心するのだが、仲間の戦死を知り、その遺骨を抱く老婆の姿を見て戦争に行かせてくれと言う。お昌ちゃんたちが四国へ連れて行かれる日、総太郎たちは掠奪大作戦を開始。それは成功したが、親に売られ帰るところがない娘たちは港に戻る。お昌ちゃんが売られるのを知った勇太は脱走し、小舟でお昌ちゃんの乗っている舟に近づく。お昌ちゃんは石油をかぶり「近づいたら火をつける」と小舟に移る。だが、青木中尉が燈台から撃った弾が勇太を貫いた。お昌ちゃんは小舟に火をつけ、二人は小舟と共に水没していく。
アフタートーク
日期:2020年12月20日(日)
上映時間:2:30pm
トーク時間:4:45pm
場所:香港アートセンター、ルイス・クーシネマ
言語:広東語
チケット発売中!
チケット価格:$80/ 64*
映画全6作品通し券:$350 (6作品のチケット各1枚)
*一般価格のチケットを4枚以上購入:20% 割引
*全日制学生、シニア(60歳以上)、障がい者及びその介護者、社会総合援助を受けている人
チケット購入方法
電話:2111 5999
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チケット購入に関するお問合せ:3761 6661 (10:00-20:00 Daily)
サイト:www.urbtix.hk
愛と死の玉手箱:大林宣彦映画祭
開催期間:2020年12月12日から20日まで
会場:香港アートセンター ルイス・クーシネマ
主催:在香港日本国総領事館及国際交流基金
共催:香港アートセンター
支持:日本秋祭in香港-魅力再発見-